水素水のウワサを検証

産経新聞は「水素水はアルカリイオン水と同じだ」と批判したが…

水素水

水素水の注目度が上昇するにつれて、その効果には疑念の目も向けられるようになりました。それは大手メディアでも例外ではなく、主要新聞社もこぞって水素水についてのネガティブな記事を掲載しています。

たとえば産経新聞では、2016年5月16日に2,500字におよぶ長い記事で水素水ブームへの警鐘を鳴らしています。記事中では、水素水を「疑似科学である」と決めつけ、かつてブームとなったアルカリイオン水と同じものだと断定しているほどです。また、識者のコメントとともに市販の水素水の効果を「ゼロ」だともはっきり名言しています。この記事によって、「水素水はインチキだ」と思い込んでしまった人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、この記事では「分子状水素(H2)」と「活性水素(H)」が混同されています。よく読むと、コメントを引用されている識者はこの点をはっきりと区別しており、その前提の上で「活性水素は効果がない」と述べているだけです。分子状水素については臨床研究において有意な結果が出ていますから、少なくとも効果がゼロだと断言できるだけの証拠はありません。

産経新聞のこの記事は、専門知識をもたない記者が先走ってしまった事実無根の記事といえます。

東京新聞では水素水生成器への批判を展開

一方、東京新聞では2016年5月31日付の記事で水素水生成器への苦情の多さを取り上げています。

記事によると、2015年末までの5年間に消費者相談窓口に寄せられた苦情の件数は、実に220件に上るとのこと。10万円以上もする水素水生成器を購入したにもかかわらず目立った効果が出ないということで、多くの消費者が疑念を抱いているようです。記事そのものの見出しも、大きな文字で「健康効果 実証されず」と書かれていました。

記事には、法政大学の左巻健男教授によるコメントも載っています。左巻教授は、企業がお金を儲けるために名前を変えて同じ水を出しているだけだと、水素水ブームを一刀両断しています。その上で、「水道水で十分」とまで述べています。

しかしこれは十把一絡げの極論です。たしかに、指摘されているとおりアルカリイオン水生成器をそのまま水素水生成器として売っている悪質な業者はあります。ですが、だからといってすべての水素水生成器がインチキだということにはなりません。一部の例を過度に一般化して伝えるのは、メディアや学者が最もやってはいけないことです。

ウワサに踊らされないように要注意を

ちまたで噂されるように、水素水にインチキ商品があることは事実です。ほとんど水素の含まれていないものや、含まれていたとしても開封前に水素が抜けてしまうものなど、劣悪な水素水は少なくありません。正直なところ、割合からいえばインチキ商品のほうが多いくらいです。

これだけインチキ商品が増えていると、専門家ではない一般人が本物の水素水を見極めるのは、たしかに困難かもしれません。そのため水素水全体を敬遠したくなるという気持ちもわかります。ですが、だからといって本物の水素水までインチキだと呼んでいいことにはなりません。

「水素水にインチキ商品がある」ということと「水素水の効果の真偽」は、まったく別の問題です。偽ブランド品が横行しているからといって本物のブランド品の価値が下がるわけではないように、しっかりと分子状水素の含まれた本物の水素水には間違いなく活性酸素を除去する効果があります。

水素水に興味がある人は、「分子状水素と活性水素はまったく違う物質」だという点だけでも頭の片隅に置いておくと、噂に踊らされずに済むのではないでしょうか。

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